インフルエンサーとは?
Webの登場によりHP、ブログ、SNSといった新たなコミュニケーションが生まれると、消費者から企業、消費者から別の消費者へと情報を交換することが容易になりました。
インフルエンサーとは、消費者の中で他者より多くのカテゴリー知識やブランド知識を持ち、情報を頻繁に発信し、他者に影響を与えるキーパソンを示しています。
インフルエンサーの定義
他者に影響を及ぼす消費者のことを英語で”Influencer”と呼ばれ、古典的な研究では、4人以上の友人に影響を及ぼした消費者を示しています。
インフルエンサーの種類
インフルエンサーの種類はフォロワー人数によって下記のように4つのカテゴリーに分けられます。「トップインフルエンサー」「ミドルインフルエンサー」「マイクロインフルエンサー」「ナノインフルエンサー」と分けられ、それぞれを説明していきます。
・トップインフルエンサー
100万人以上のフォロワーをかかえ、TVやメディアなどの出演が多い著名な方達がこのカテゴリーに属します。
・ミドルインフルエンサー
10万~100万人のフォロワーをかかえ、SNS上で認知されてる方々の多くがこのカテゴリーに属します。
・マイクロインフルエンサー
1万~10万人のフォロワーをかかえ、学生や会社員といった一般の方々多くが所属しています。
・ナノインフルエンサー
1000~1万人のフォロワーをかかえ、同じ趣味を持つ方々で構成されているグループなどが特徴です。
インフルエンサーマーケティングとは?
インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサーを活用したマーケティング手法です。従来のTVCMなどの宣伝では主に企業目線で商品をPRしていましたが、インフルエンサーマーケティングでは消費者の視点で商品をPRすることにより消費者の共感を得られます。
インフルエンサーマーケティングのメリット
インフルエンサーマーケティングのメリットとして、以下の3つがあげられます。「消費者目線で訴求できる」「ターゲティングを行いやすい」「SEOの強化につながる」と分けられ、それぞれを説明していきます。
・消費者目線で訴求できる
同じ消費者として、正直に商品のレビューを行うことによって信頼性の高い情報発信をすることが可能です。CMなどの従来の宣伝方法の場合、広告感や営業感がでてしまい、消費者に敬遠されてしまいます。
・ターゲティングを行いやすい
多くのフォロワーは自分が興味のあるインフルエンサーをフォローします。よって特定のジャンルに特化したインフルエンサーを起用することにより、確実にターゲットに商品の情報を届けることが可能になります。
・SEOの強化につながる
インフルエンサーが投稿するコンテンツにリンクを貼ることにより、Googleの検索結果に表示されやすくなり、検索エンジンからのサイト流入が期待されます。
インフルエンサーマーケティングのデメリット
インフルエンサーマーケティングのデメリットとして、以下の2つがあげられます。「インフルエンサーの選定が難しい」「トップインフルエンサーによっては費用がかかる」と分けられ、それぞれを説明していきます。
・インフルエンサーの選定が難しい
ただ大多数のフォロワーを抱えているインフルエンサーを選ぶことが最善というわけではありません。インフルエンサーを選ぶ際には、以下の要素を考慮する必要があります。「企業とのブランドの相性」「フォロワー数」「過去の投稿数」などこれ以外にも細かく検討していく必要があります。
・トップインフルエンサーによっては費用がかかる
インフルエンサーの費用は選定するインフルエンサーによって変わってきます。例えばトップインフルエンサーを起用するにあたって1フォロワーあたり2円と仮定します。下記の計算にあてはまります。
トップインフルエンサー(フォロワー100万人)×フォロワー単価2円=200万円
これだけでなく移動などの交通費を合わせる必要などが出てきますので料金はさらにかかります。
インフルエンサーマーケティングのプラットフォーム
インフルエンサーマーケティングでは、基本的に「Instagram」「YouTube」「TikTok」「Twitter」の4つのプラットフォームがあります。
Instagramはメタ・プラットホームズ(旧Facebook)が運営する動画や画像に特化したSNSです。国内月間アクティブアカウント数が3,300万人以上です(2019年3月時点)。
インフルエンサーマーケティングでは、フォロワーが大多数いるインスタグラマーを起用します。
YouTube
YouTubeはGooogleが運営する動画に特化したSNSです。動画の再生時間は数十秒~数時間と制限がなく、さまざまなコンテンツを作ることが可能です。
インフルエンサーマーケティングでは、人気Youtuberを起用し、コンテンツを作っていきます。例であげるならばヒカキンさんが頻繁に商品のレビュー動画を作成しています。
TikTok
こちらもYouTubeと同じで動画に特化したSNSですが15秒と比較的短い動画コンテンツがメインです。ユーザー層は学生などの若年層が中心です。
最近では、インフルエンサーマーケティングの新たなプラットフォームとして注目を集め、インフルエンサーが増えてきています。
2006年からサービスを開始した140文字以内のテキストで投稿するSNSです。
インフルエンサーマーケティングでは、Instgfram同様、フォロワーが大多数いるツイッターユーザーを起用します。
まとめ
インフルエンサーマーケティングを行う上で重要なのはインフルエンサーの選定です。企業と起用するインフルエンサーがマッチしているかどうかを見極めていく必要があるため、時間とコストがかかってきます。
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